何度でも言うけど、ブログは金になるんだぞ
ブログは金になる。
(富の象徴・なすの先輩の画像はこちらより)
何度でも言いますが、ブログは金になる。これだけは譲れない。ガチだ。ヒカキンみたいに億単位で稼ぐわけにはいきませんが、ブログは普通にお金になります。「いつまでも夢見てんじゃねーよハゲ!」と言われても、僕はハゲじゃないです。実際ブログはお金になるのだよ。想像もつかないかもしれませんが、ちょっと知識が入ると簡単に想像がつくようになります。
見たことないブログも、稼いでいるという事実。
最近そんな、「ブログで食える論」を強く実感したのは『ままはっく』という個人ブログを見たときでした。
外部リンク:富士通株式会社を退職し、フリーランスになりました
紹介した記事によれば、ブログの収益が「サラリーマンの月収を超えている」のだとか。すげぇ。しかもたぶん2年くらいで。
そして、とっても失礼な話をします。紹介した『ままはっく』を読んでいる、知ってたよ、って方はいますでしょうか?
おそらく、このブログを読んでいる方の中にはいないかと思われます。
なんでそんなことを聞くかといいますと、自分が名前を知らないwebコンテンツでも、自分が知らない層からアクセス集めて収益化できているってことが言いたいのです。これって、すごくね? ということを言いたい。凄いんですよ。
つまりですよ。世の中、自分が知らないところで、知らない誰かが興味をもっているジャンルがたくさんあるのです。もしくは、自分が興味あるけど、リアルな知り合いとはシェアできないほどマイナーな趣味であるとか、ネットに欲しい情報がないようなモノ。そういう情報をネットで公開すると、10発撃って1発は当たります。これは経験則です。上手い人は、10発記事書いたら、7発くらい当てます。
とどのつまり、自分の好きなことについてコンテンツを作って、それでお金を得ることができるのです。好きなことで、生きていく。今日からお前は、HIKAKINだ!!
とはいえ楽な道ではない
ヒカキンチルドレンと呼ばれるクソガキ、もとい子供たちのことをご存じでしょうか? 簡単にいえば、ヒカキンに憧れてか、Youtubeに動画を公開して黒歴史を量産している子供たちのことです。僕は彼らの動画を見るのが大好きです。
ヒカキンチルドレンの動画がなぜ(ネタにされる以外で)伸びないのかといいますと、端的にいえばヒカキンの劣化コピーにしかなっていないからです。ヒカキンは、商品紹介ですとかあの手の動画のなかではかなり先駆け的存在です。他のYoutuberも同時期にあの手の動画は公開していましたが、そこでヒカキンの動画が伸びたのは彼のキャラクターですとか、オリジナリティですとか、そういったものに起因していると思われます。
重要なのはそこです。他人がやっていないことをやる。これを10発撃てば、1発ぐらいは当たります。少なくとも、数百人に見られるコンテンツにはなります。これも経験則です。もっと波に乗れば、一日で数万アクセスということもあり得ます。もっともそういう勢いのあるものは、かなり短期的なアクセスに終わりやすいのですけれども、得るものはかなり大きいです。
「他人がやっていないことをやる」のと並行して、もう一つ重要なのが「コンテンツに価値をもたせる」ということです。価値ってどういうことかっつーと、「このページ見てよかったなー」と思わせること。見てくれた人に、利益をもたらすようなコンテンツを作ることです。僕も、読んだときに「こんな世界があるのか…ッ!!」と衝撃を受けたページはいくつもあります。そのうちのひとつが、アフィリエイターのはぐりんさんがやっている『冒険の書』だったり、ENJIさんがやっている『ENJILOG』だったりします。
これらのブログを見なければ、僕はいまだに酒飲んでクダ巻いてるクソッタレだったでしょうし、ブログも本気出して書いてないでしょう。それだけ、価値のあるウェブサイトとの出会いは人間を動かすエネルギーを持っています。
逆に言えば、価値の無いコンテンツは誰の心も動かしません。「今日の朝食はバナナ、これからバイトだ…死にたい」みたいなことを延々書き綴っているブログは誰も読みたがらないし、SNSでシェアもされません。もしあなたに友人が30億人いるとしたらそういうサイト作って大儲けすることは可能なのですが、まぁ無理です(芸能人ブログなんかが良い例です)。ですので、たいていの人間は「良い記事」を書くことを目指すべきです。あなたの書く記事が「良い記事」であれば、他人に共有してもらってアクセスが集まります。わりとマジで。
たとえば、この記事でしたら「ブログはじめてみよっかなぁ」みたいな人の背中を押せたらいいなーという目的がありますし、ブログやweサイトをもっている人にも参考になればいいと思って書いてます。一応、半年くらいこのジャンルについてはクッソ勉強したので。
そして、親切なことに価値のない記事の良い例が、わりとうちのブログには詰まっているような気もします。自分語りばっかしてる記事とか、「俺が考えたこと」みたいな記事はほんとーに、自分のために書いてるのであんまり気にしないでください。たまにアクセスある記事もありますが。
何書いたらいいのかわかんない人へ
「ブログ書きたいけど何書けばいいかわかんない」って人は、とりあえずニュースとかざっと見て、気になったニュースについて感想を書けばよいです。いちばん手っ取り早いし、ニュースの内容によってはかなり熱いアクセスが集まります。これも経験則ですが、台風とか竜巻とか、詳細な情報を載せるとめっちゃアクセスきます。もうやりませんけど。
「そんなんでいいの?」と思われた方。うん、そういうのでいいんです。いいのよ。ただし、パクリ記事はやめましょうね。自分なりに考えたことや意見なんかをきちんと書きましょう。とにかく、世の中「ネタがない」って状態には絶対になりません。
独自ドメインを取得するならそれでよし、金かけたくないなーって人は無料ブログではじめてみればよいです。なんつっても、世の中タダより安いもんはないので、無料ブログは大いにアリです。ただ、いずれはドメインをとりたくなると思われます。SEOとかその辺の知識が入るにつれて。ただ、導入は無料で十分です。
インターネット上には思いもよらないものはたくさんあるんだけど、思った以上に欲しいものは不足している
世の中、ブログなんつーのはいっぱいあります。2ちゃんまとめ系とかギガジンやザイーガなんかの超大手から、個人ブログまで。ほんとにクソほどあります。アクセスあつまんねーぞ、どうなってんだ! って人は、そういったブログと似たような記事書いてるから伸びないのだと思われます。ヒカチル(ヒカキンチルドレン)と同じです。
それはDTMで例えるなら、ハニワみたいな曲調で、録音も作曲も微妙なレベルの人間がボカロ動画アップして「なんで伸びねーんだよ、ニコ動ほんとクソだわ」とか言っているのと同じです。もしかすれば、良いって言ってくれる人もいるかもしれませんが、売れてるもののマネしても基本的に誰も見つけてくれません。漫画とかで、「こういうの最近多いよね」ってタイプの漫画をよく見かけますが、あれは出版社がバックについて全国に流通させてますから、土俵がちゃいます。こっちは個人です。個人VS世界。だからこそ、工夫がいるのです。
ブログでは、冒頭で述べたように、「見たことねーなー」って思うようなコンテンツでも、アクセスが集まっているという事実があります。それはつまり、他とカブらないように工夫したコンテンツ作りをした結果、多くの読者やリピーターを獲得しているということ。僕がやっている音楽や漫画というジャンルは、運の要素もかなり絡んでくるのですが、ブログやwebコンテンツにはそこまで運の要素は絡まないといえます。
要は、良い記事を何本か書きます。で、ちょいちょい検索に引っかかります。それをアクセス解析して、「こういうキーワードでうちのページに人がきてんのか」と考えて、その辺のキーワードでもっと記事を書きます。これで十分です。マジで。だって俺、それで一か月放置してるブログが月1000円もってきてくれたり普通にしてるもんよ!!(ちなみに10数記事しかないブログだ)
最近思うに、ブログって「あの店なんでつぶれねーんだろう」と思う近所の個人経営の店みたいなイメージです。そんぐらい、どっかの誰かにとって価値があればなんとかなる分野。だからこそ自由だし、面白いです。
『らふらく』なんかは、「仕事やめたい」みたいな検索キーワードでかならずといっていいほど見かけます。そういう読者層に向けたコンテンツ作りの結果でしょう。自分のキャリアなんかを考えてる人へ価値を与えるようなコンテンツです。
だから、そういう風に誰かにとって価値のあるコンテンツを作るということがめっちゃ重要だし、それによってアクセスが伸びる。そして、書ける題材は思った以上に多いのです。それと同時に、それを読みたいと考える人もめっちゃ多いです。思った以上に。まぁ僕が書いてる音楽レビューとかは、けっこう競争率が高いので、チャレンジングというか割と無謀なんですが。題材選びも楽しいです。
関連:大森靖子はイロモノじゃねぇ、本物だ。(どうしても俺はこの記事を推したい)
僕がブログ書いてアクセス解析見て、半年ぐらいいろいろ考えて出た結果は、「インターネット上には思いもよらないものはたくさんあるんだけど、思った以上に欲しいものは不足している」ということでした。だから、あなたが不足していると考えるものは、きっと誰かが見たいと思っているコンテンツです。あとは、どうアピールするかです。
そして、テレビや雑誌のようにアピールできる枠が限られているということはありません。ネットに投稿して、検索エンジンに認知されれば、アクセスが集まる可能性は出ますので。競争率はめっちゃ少ないです。むしろ超ユルです。
やるしかねーよ、ブログ。まずはブログから。簡単ですし。htmlなんて知らねーよ。
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