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24時間生きてて「ネタがない」ってことはない

公開日: : 最終更新日:2016/01/16 カルロス袴田の漫画, ブログについて, 人生について, 漫画について

ブログにしても、漫画にしても「ネタがない」なんてよく言われる。書きたいけど、何について書いたらいいかわかんない。いわゆる「ネタ切れ」の状態である。非常に悩ましい。

 

 

でもたぶん、「ネタがない」っていうのは嘘なんです。本当は、「書きたいことがあるけど、気づいてない」ってだけだと思います。

 

 

ネタ帳ってやっぱり便利

画像はこちらより

愛用してるアプリがありまして、Google Keepというやつです。いわゆるメモ帳アプリで、クラウド上に保存できますので、スマホで残したメモをPCでも見れます。クラウドメモアプリということで、evernoteとよく比較されますが、evernoteは有料版との差異があるみたいで、それもシャクだなーと思ったのでKeepを愛用しております。

 

 

何の気なしにメモ帳として使いだしたのですが、やっぱりネタ帳って偉大です。思いついたらメモしておけば、メモとして残るので。「当たり前だろ」と思われたかもしれませんが、これってめっちゃ重要なんですよ。

 

 

ちなみに作家の西尾維新先生はネタ帳は使わない派だそうです。理由は、「思いついたらすぐ書きあげるから」。パネェ。

 

 

「ネタ切れ」の原因は「ネタを忘れているから」が4割くらい

ネタ帳がなぜ重要かといいますと、単純に「ネタ切れ」の予防につながります

 

 

毎日ブログを書いておりますが、毎回「なに書こっかなー」とKeepを開きます。で、「ブログネタ」みたいなメモがありますので、それをじろーっと眺めて、ネタを選んでいます。あんまりネタを寝かすのも良くないので、わりと最近のメモから選んで書くことが多いです。

 

 

僕はかなり忘れっぽいたちで、さらに飽きっぽいので次から次へとモノの興味がうつります。でも、ひとつひとつの興味をないがしろにしたくはないので、メモとして一応は残すことにしております。あとで見返して、「これはつまんねーな」と思ったら消します。同様に、一回ネタとして使ったものも消します。アイデアを循環させていくイメージ。ネタの新陳代謝。

 

 

メモアプリを使いだして実感したのは、「ネタ、あるじゃん」っていうことです。ネタ切れということはあんまりない。ネタ切れって、だいたい書きたいことを忘れている状態であることが多いなぁと気づきました。

 

 

なので、「これ書きたい!」と思った瞬間にメモをとることが重要です。で、そのメモも事務的になるとあんまりおもしろくないので、愛をこめてメモします。これこれこういう内容で~ってメモをとるだけではなくて、その時の「書きたい気持ち」みたいなモノをバシっとメモに込める。そうしてモチベーションを真空保存するような感じでメモをとりますと、良いネタ帳になると思います。

 

 

音楽つくるときも、だいたいそんなです。スマホの録音アプリで、ノリノリで録った鼻歌がわんさか詰まっています。キモいぐらいがちょうどいいです。

 

 

ネタはただの発射地点で、あとはどうとでもなれの精神

最近漫画を描きました。鋼鉄魔人ガルガンチュアの怪というみじかい読み切りなのですが、僕の人生でもっとも多くの人に読んでいただいており、もっとも好評を頂いている作品となりました。

 

読んでくれい

 

作品の着想は、「相手を惚れさす銃があったらたのしいよね」という思い付きでした。これがいわゆる「ネタ」だけの状態。そこからネームをつくっていったのですが、だいたい40分ぐらいで終わらせました。セリフなんかも、仕上げが終わっていちばん最後に書き換えたりしておりました。

 

 

この経験を経て実感いたしました。ネタができたら、とりあえず描き始めたらいいのです。あとはどうとでもなります。描いてるうちになんとかなるもんです。とくに、僕の作品はテンションだけが取り柄みたいなもんですから、ドライブ感を出すためには「あんまり考えない」ことがけっこう重要だったりします。考えるのなんて、後からいくらでもできます。

 

 

で、細かく設定とかを詰めていきたければ、描いたあとで修正してあげればいいんじゃないかなーと思います。最初に描き殴った温度とスピード感はかなり大事にしてあげたい。だからこそ、まずネームはバキっと一発描き上げる。最近そうしてます。

 

 

ネタという発射点の勢いが強ければ、あとは慣性でどうにかなるもんなのではないでしょうか。僕はなんとなくそう信じながら進んでおります。

 

 

「どうにかする」部分がうまくできない、と思われるかもしれませんが、僕もこの程度になるまでに25年かかっております。だから大丈夫だよ。もっといっぱい漫画描いてたらもっと早かったのかなーと思いつつ、漫画以外のことにたくさん浮気してきましたので、漫画の神様には白い目で見られていることでしょう。10代でデビューしてる作家さんとか、ほんとどんだけ漫画描いてんだよと思います。すげーよ。

 

 

少女ファイトでも言ってましたが、「そいつが特別なんじゃなくて、そいつがやってきたことが特別なだけ」なんだと思います。最近如実に感じております。

 

 

何はともあれ、試行錯誤するしか道はねぇ

以前記事にもしましたが、「やる気」というものは存在しないと最近思います。存在するのは行動のみです。そのあとに生まれる結果なんて、知ったものか。

 

 

「やる気」とかいうバズワードに意識を向けるくらいならば、もうやっちまうのが一番手っ取り早いのです。なので、「やる気がない」と目の前で口にされると、最近の僕は顔が引きつります。ブログ書くのは好きですし、僕の描いた文章に感化される分にはとても嬉しいのですが、自分の考えを押し付ける気はさらさらないのです。なので、「やる気がない」と言われると、「そうかぁ!」と言うしかない。頑張れ、という言葉を吐くのもつらい。

 

 

でも、やるしかないです。目標があるならば、やるしかない。北の本物はやるべきことをやるのです。っていうか、やっぱ一心不乱にやってる時ってめちゃくちゃ楽しいです。メモの話ともちょっと重なりますが、夢中になってる楽しさを「忘れてるだけ」なのかもしれません。思い出すためにはやるしかない。面倒なことは経験値高いですし

 

 

根拠のない自信と、行動さえあれば、作品は完成します。それがどんなもんであれ、作った人間の大事な作品です。愛してあげたいなと思います。うふふ。

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