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嫌煙を沈黙(閉口)させる、タバコを吸うメリット

公開日: : 最終更新日:2016/01/16 人生について

わたしはタバコを吸う。愛煙者といっても過言ではない。もらいタバコからはじまり、今では毎日平均20箱くらい吸う。ヘヴィスモーカーというわけではありませんが、わりと吸う方なんじゃないかなーと思います。

 

 

タバコを吸うメリット

なぜタバコを吸うのかといえば、別にたいした理由はないのです。ただ、吸いたいから吸っています。タバコの道がはじまったのは、学生の頃の飲み会でのことです。アルコールを飲んでいると、どうにもタバコというヤツに興味が出てきまして、「なぁ、一本くれよ」というお決まりのセリフを吐いていました。結果、今に至ります。

 

 

筒井康隆が『創作の極意と掟』で語っておりましたが、タバコには覚醒作用があると同時に、眠気をさそう効果もあるのだと

寝る前の一服は安眠を妨げるといいますが、実際そこんとこはあんまり感じません。

 

 

実際のところ、ある程度の覚醒作用があるのは体感的にわかります。ですから、タバコを吸うと意識がはっきりする。これはタバコを吸うことによるメリットであるといえます

 

 

ただ、タバコを吸うことによってもたらされる覚醒効果というのも、ニコチン依存で普段の意識がぼやけてくるからじゃないの? という意見がございます。たしかに、タバコ吸いたいなーという気分があるのも、普段からのニコチン依存によるものです。

 

 

しかしだからっつって、別に困りはしないのです。タバコ吸いたければ、吸えばいいのです。それは個人の自由というヤツだ。

 

 

タバコは小道具である

タバコというものになぜ僕が惹かれるのかといえば、喫煙がもつアイコンとしてのカッコよさがあると思うのです。最近は若年層の嫌煙っぷりも凄まじいものがあり、酒やタバコや風俗や車なんかを取り上げては、「若者の○○離れ」なんて言説が飛び交っております。若者の肉離れ

 

 

そんななか、ロックというカルチャーが好きな僕にとって、タバコというものは時代錯誤ながらも重要な小道具として魅力を感じるモノだったのですね。ロックも好きなら、ヒップホップも好きですので、ますますタバコは魅力的に見えます。そして、タバコという存在が嫌われれば嫌われるほど、なんだか愛着がわくとは思いませんか。それって、ものすごくパンクなメンタルに感じるのです。

 

 

というわけでファッションとして、ある一定の層にアピールできるカッコよさが、タバコにはあると思います。これはもう、タバコ吸っている人を見ると「あぁ、こういう人ね」とわかるあの感じとしか言いようがない。パチンコ屋とかで情けない風体でタバコをふかしているオッサンとか、わりと見るに堪えませんが、堂々たる態度で毅然とし、背筋を正してタバコを吸うオッサンなんかはカッコいいものです。

 

 

ですから、嫌煙とかいうムードに流されず、喫煙者たる覚悟と矜持をもって、ピンとした姿勢でタバコと向き合ってほしいと僕は思います。その方がカッコいいですよ。間違っても、「タバコやめらんねぇよなぁ」とかボヤきながら1ミリのタバコを吸うようなオッサンになってはいけない。そんなもん、「いい年こいてタバコもやめられない人間」として自分をアピールしているだけなのです。ダサいの極地ですから、やめましょう。喫煙者たるもの、不敵に笑いながら紫煙をくゆらすべきなのです。

 

 

嫌煙者を寄せ付けないATフィールド

タバコは、エヴァンゲリオンでいうところのATフィールドなのです。他人との間にいだく壁。それを視覚化させているという意味で、タバコは僕らにとってのATフィールドでもあるといえます。

 

 

嫌煙者の前でタバコをふかしたとすれば、まず間違いなく眉をしかめられるでしょう。最終的には、こちらへ寄ってこなくなる。それがいいのです。独立した人間は、相いれない連中とうまく突き合う方法なんて考えなくてよいと僕は思います。それよりだったら、相いれる人間とのコミュニケーションを深く図ろう。僕はそっちの方がメリットが多いと思います。

 

 

自分の好きなもんを理解できない人間と、心底仲良くできると思ったら大間違いです。シグルイでも言っていましたが、愛する者同士は向き合うのではなく、黙って同じ方向を見つめるのです。信頼できる人間というのはそういう関係であってほしいと、僕も思います。

 

 

というか、あなたが吸うタバコ程度でガタガタ抜かす人間なんて、しょせんあなたのことをそんなに大事にしてくれませんよ。だから気にすることなく、遠慮なく喫煙すればいいと思う。

 

 

もし健康被害についてのデータなんかを持ってきて、偉そうに公爵をたれる人間がいたら、「マヨネーズだってコーヒーだって飲み過ぎれば死ぬし、どうせいつか人間は死ぬんだよ」とヘラヘラ笑ってあげたらいい。むしろ、アルコールをやめた僕にとっては平気な顔でアルコールを飲んでいる人間のほうが狂気の沙汰にしか見えないのですけれども。そこんとこ、どうなんでしょうか。アルコールは普通に合法ドラッグだと思います

 

 

手巻タバコは安い

そんなわけでタバコについてメリットを絡めて嫌煙派を叩いてきました。

 

 

僕はここ半年くらいで完全に、手巻タバコに乗り換えました。理由は、マルボロがリニューアルしてマズくなったからです。手巻タバコのメリットは、とにかく値段です。いままで月間で1万円以上かかっていたタバコ代が、5000円くらいあれば1か月もつようになりました。5000円て。非常に経済的です。嬉しい。浮いたお金で画集が買えます。

 

 

手巻というだけあり、自分で巻く必要こそありますが、それを補って余りあるメリットがマネーの問題だと思いますから、そこんとこ気になっている方には、手巻タバコはオススメです。お財布にやさしいです。僕はチェシャグを買いだめしております。

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