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作業用BGMのススメ 原稿・イラスト作業のBGMを決めるぜ

公開日: : 最終更新日:2016/01/16 人生について

(画像はこちらよりよりよりより)

ボッピロマプリレッテュラ(ご無沙汰してます)、カルロス袴田です。相も変わらず漫画描いてます。

こんなん連載中です

 

最近投稿というか持ち込みというか、編集の方に見せる漫画を描いては投げ、破り、カタストロフアンド俺、みたいな状況が続いていました。俺は翔ぶ、君はどうだ。

 

ということで、作業用BGMの話をします。

 

作業用BGMは必要なのか

時と場合による!解散!

 

と言い切っちまえば話は簡単なのですが、人間どうしてもものさびしいときがあります。ある時は酒を。ある時はタバコを、というように、耳にも何かしらの刺激が欲しい。そんな時には作業用BGMの時間だコラァなのですね。

 

普通に考えて、集中したい時に耳に入るものなんて雑音と同じなのですが、そうはいってもBGMはテンションを上げる役割も果たしますので、作業用BGMの選択が生死を分かつ-DEAD OR ALIVE-こともあります。

 

というわけで、僕が作業用BGMとして試したもののなかでオススメを。

 

好きなアルバムを流す オススメ度★

「なんでや!」と思われるかもしれませんが、正直いちばん集中力がそがれます。そもそも、漫画やイラストを描いているときに、その作業と同じくらい楽しめてしまうものを流してはいけないのです。集中力が完全に持っていかれます。

 

おもえば、アルバムというのは流れを意識して製作されております。アーティストが必死に、リスナーを飽きさせまいと練った楽曲・曲順で作られている。そんな努力の結晶で作業がはかどるわけねーだろうが!! というお話ですね。反対に、楽曲そっちのけで作業に没頭できるアルバムもあるかもしれませんが、それはそれで何かスゴイんじゃないでしょうか。(昔アルファー波がどうとかのヤツ、流行りましたね)

 

僕はしばしば、ライムスターのアルバムなんかを流します。思えば昔っから漫画の原稿にはなぜかライムスターと相場は決まっているのですが、何枚聴いても原稿が終わらないせいですっかり曲を覚えました。今では自分でもラップをはじめる始末です。

 

というわけで、好きすぎる音楽というのは意外と集中できないものなのです。

 

好きな曲をリピートする オススメ度 ★★★

対象的に、1曲のみをリピートする。これが実は、かなり効果的なのです

 

僕はだいたい1枚の原稿を描くのにかけれる時間が2時間ちょい程度なのですが、その間中ずっと同じ曲を流しっぱなしにすることがあります。たとえばさっきリバーサイドティーンズの原稿やってたんですけれども、その時はマッキーの『もう恋なんてしない』のピッチ上げバージョン(鶴屋さんボーカルになるのです)を延々再生していました。

 

もちろん前述のアルバムと同じように、これも好きな曲なのですが、1曲というのがミソです

 

1曲だけをリピートしますと、自然と脳が何かをカットしはじめます。そうしますと、だんだんと「曲はかかってるけど内容が頭に入ってこない」状況になるのです。

 

そしたらあら不思議、わりと目の前の作業に集中しているという寸法です。これはマジでオススメです。

 

曲はわりと何でもいいです。好きな曲でOK。僕はこないだはコレでした。

 

欠点としては、曲がしばらく頭から離れなくなるということでしょうか。呪いのように。

 

 

ラジオを聴く オススメ度★★

これもアルバムと一緒で、耳を傾けたくなる工夫がたくさんされており、作業用BGMとしては微妙です。

 

とはいえ僕もかなりの頻度で宇多丸師匠のシネマハスラーをYoutubeで流します。めちゃくちゃ面白いんですけど、そっちに意識がいってしまうのでマズいです。西寺兄貴の『マイケルジャクソンと小沢一郎ほとんど同一人物説』とか、高橋ヨシキゲスト回とか、ウンコ漏らしそうなぐらい聴いてます。

 

というわけで、ラジオは普通に楽しめてしまうので難しい。

 

映画を垂れ流す オススメ度★★★

決して集中できるもんではありませんが、とにかくめっちゃ楽しいのでオススメです。ほぼ音声だけで楽しむことになりますので、洋画の場合吹き替えがいいかもしれませんね。

 

オススメはバックトゥザフューチャーです。というか僕はバックトゥザフューチャーが超好きなので、音声聴いてるだけで楽しいのです。こないだはトランスフォーマーの一作目を流しましたが、アレもめちゃくちゃアホで面白い。

 

更にいえば、映画は長くて2時間半くらい(もっと長いのもありますが)。なんと僕が原稿1枚やってる時間まるまる使って、バックトゥザフューチャーを1作楽しめてしまうという寸法なのです! これを発見した時はケツから目玉が飛び出るかと思ってしまいました。歓喜のあまりに生クリームになりそうです。

 

そんなわけで、集中できるわけではないですが、好きな映画垂れ流しはけっこう最強かもしれません。鈴木央先生も、映画垂れ流し派と伺っております。

 

映画を何度も楽しむような時間的余裕があんまりない人、けっこう多いと思いますので、一度見た映画をチラ見程度でもいいから何度も見返す。これはけっこう楽しい遊びになると思います。おすすめ。

 

 

あと僕はファイトクラブが死ぬほど好きです。

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