最短距離と回り道
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最終更新日:2016/01/16
人生について
効率のよい人と、そうでない人がいる。自分はなんやかんや、効率が悪い人間なのだと思う。
ゲームをするにしても、あんまり上手くない。なのでガチ勢を見ると「うわっすげーな」と思う。ガチ勢として君臨するための努力をしない人間が、私である。デレステのセンターも輿水幸子である。ガチ勢に愛がない、とかクソみたいなことは言わないけども、僕が輿水幸子をセンターにするのは愛だ。
ゲームひとつとっても、そういう変な縛りというか、こだわりを自らに課して楽しむフシがある。
回り道はしたい
人生、遊びは必要である。むしろマクロな視点でいえば人生そのものが大いなる暇つぶしである。一生懸命努力しても、死ぬまでぐうたら怠けていても、いずれは死ぬ。
最短距離で効率よく、最大限に努力する人間もいれば、回り道をしながら自分の引き出しを増やして生きていく人間もいる。何が言いたいのかといえば、そのどっちでも結局考え方次第で良くも悪くもなるんじゃないかということです。
効率よく、というのが最良と思われるかもしれませんが、全力で回り道をしている人間もとても良いと思うのだ。変な経歴のオッサンとか、すごく輝いて見えるじゃないか。サラリーマンとして同じ会社で一本、みたいなオッサンよりもそっちに魅力を感じてしまう。
ひとつの道をひたすら丹念に磨き上げる生き方もカッコいいですが、日本人はそういう「職人性」みたいなものにあこがれている節があるのではないだろうか。サラリーマンや公務員信仰というのはそういう憧れから来ているように思える。誰しも本当はアウトローになって変な道をひたすらに回り道して生きていきたい欲求がある。でもそれができないから、「普通の道」をしっかりやることで、その欲求を代替しているのではなかろうか。
日本の社会が生きづらいといわれるのは、無意識でそういう考えに支配されているからだと思う。そういう固定観念は取っ払っていったほうが面白い。
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