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心に余裕を持つには

公開日: : 最終更新日:2016/01/16 人生について

心に余裕を持つには、自分がいまどういう心理状態にあるのかを見極めることが必要です

 

 

たとえば、余裕がない時に「あ、自分いま余裕ないわ」と思えるでしょうか? 思えたならすでに、この記事は閉じてOKです。ですが、たいていの場合、心に余裕がないときは、そんなこと考えてる余裕がないのです。当たり前だよなぁ。

 

 

「余裕がない」という自覚を持つ

(虎はこちらからお借りしました)

心に余裕のない状態とは、たとえば「急な対応を迫られて、残り少ない時間で作業をこなさないと怒られる!」とか、「目の前に虎がいる」など、さまざまですね。虎がいる場合は真っ先に逃げてほしいのですが、そういう場合以外はたいていとりあえずは、「命の危機」という状況にはありません。安心してください。

 

 

ですから、余裕がない!という時こそ、「余裕がない自分」を客観的に見ることが大切だと思います。もちろん、余裕がないことによって緊張感が出て、ものごとが上手くいく場合もありますが、状況を俯瞰的に見るための冷静さは併せ持ったほうが良いです。そのためには、心をいったん落ち着けて「余裕がないなぁ」と内心ヘラヘラ笑っているぐらいの態度が望ましい。「余裕がない自分」を自覚してみましょう。

 

 

元プロテニス選手の松岡修造も、絶体絶命の窮地に立たされた時には「俺、今崖っぷちにいるよ! 成長のチャンスだ! 崖っぷちありがとう!」という風に考えるようにしているそうです。そこまでいけとはいいませんが、とりあえずは冷静な視点を持つと、心に余裕が生まれます。

 

 

世の中だいたい自分の見方次第で決まる

(虎はこちらからお借りしました)

最近僕は、自分の視点というものについて考えております。どういうことかといいませば、「自分がいま、どういうコンディションで世界と向き合っているか」という考えです。

 

 

眼鏡を例にしますと、眼鏡が曇っていたら世界も曇ります。逆に、きれいに磨かれて透明なレンズの眼鏡なら、世界はクリアにみえますね。世界自体はあまり変化していないのに、自分の見え方だけで「今日はこんな世界だ」という風に見え方は変わるのですな。

 

 

世界の変わるスピードや頻度よりも、おそらく自分自身が変化するほうが早いと思います。世界は大勢の生き物とかが環境や経済に少しずつ影響をおよぼして変化していきますが、自分のコンディションというのはその日の予定や食事、睡眠時間などによってめまぐるしく変わっていると言えます。だからこそ、自分のコンディションに自覚的になることで、世界の見え方というものを変えることは出来ると思うのです。これが最近の僕の考え方なのです。

 

 

教養と視点

キリンジというグループに『今日も誰かの誕生日』という楽曲があります。その曲名のとおり、「世界は今日も誰かにとって、特別な日だよ」って曲です。

 

同じくキリンジですが、『雨は毛布のように』という曲もあります。ぶんなぐるように説明すれば、雨の日に仲直りしたって曲です。僕はいままで雨の日はクッソ元気なかったのですが、この曲のおかげで雨の日もちょっと楽しくなりました。

 

 

これらの曲と出会ったとき、人間は好きなものを教養として得ることで、自分の見方を変えていくことが可能なんだなーと、意識が変わった瞬間でもありました。作家・中島らもは、「自分一人で時間をつぶすことの出来る能力」を教養と語りましたが、そのように自分の時間を生きるうえで、教養というのは不可欠だと思うのです。

 

 

僕が自分で「いま余裕ないなー」と感じる時は、他人と長い時間、必要以上にいっしょにいた時です。これはもう体調の変化でわかる。だんだん疲れてきて、視野が徐々に狭くなり、「はやく一人にしてくれ…」と感じるのです。この構造を見つけるまでは、自分が他人といる時に感じる謎のストレスは何なんだ、とちょっと悩んだりもしていました。もしかして、そんなこと考える自分はおかしいんじゃないか、とも。

 

 

しかし、ふっと冷静になって考えてみれば、簡単な構造というか法則しかないことに気が付いたのです。他人といると疲れる。なら、疲れた分を自分ひとりの時間で回復させてあげるように生活しようと、方針が決まりました。それは今も続いています。

 

 

そんな風にして、自分が心に余裕がなくなる時ってどんな時だろう、と考えてみるのはとても重要なのだと思います。もしかすれば、その原因は他人と違うことかもしれません。でも、他人と自分は違う個体ですから、そこに同一性を求めること自体が筋違いです。なので、遠慮なく自分について分析すればいいと思います。

 

 

そうすれば、自分という存在がどういうもんで、どんなものが好きで嫌いなのかを判断することができます。あとはそれを生き方に反映していけばいいかと思います。結局、あなた次第なのです。

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