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酒やめて4か月弱経過した感想

公開日: : 最終更新日:2016/01/16 人生について, 食い物について , , , , ,

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タイトルどーり、酒・アルコホールの類を飲むのをやめた。2015年3月11日から飲んでいない。日付的になんか意味深なようですが、単純にその日が最後の飲み会となっているだけです。

酒びたりの日々

大学生になってからっつーもの、ビールばかり飲んでいた。

サークルがバンドのアレだったもんで、打ち上げのたんびに浴びるほど飲む。文字通り浴びるように飲んだ4年間だった。

ライヴがだいたい1か月ごとにあり、その間にも飲み会は開催しまくっていたので、そりゃもう酒びたりの日々であった。

 

大学時代が死ぬほど楽しかったので、酒を飲むことも人生最大の快楽であると認識し、バンド=酒=最高みたいな方程式で生きていた。

それがついこないだまで続いていたわけです。

飲まないという選択肢は脳みその片隅にも存在していなかった。

 

酒をやめた理由

バカらしくなりました。単純に。

酒を飲むことに飽きたというのもありますし、酒を飲んで行うコミュニケーションがあんま面白くないんじゃないかと思い始めました。

酒を飲んで常軌を逸した精神状態にまで持って行って楽しく遊ぶ、というのが愉快に思えなくなったのです。

 

飲んでいた頃は、毎月万単位でアルコールに金をつぎ込んでいたと思う。

居酒屋で飲むのは出来るだけセーブしていたんですが、それでも酒代というのは生活費を圧迫します。

毎月そんだけ出費があって、残るものが一時的な快楽だけ、とくれば辞めない理由がねーなぁと思いまして、辞めました。

 

最後の飲み会で三次会会場となった我が家にはビールの空き缶、中途半端に残ったワインのビン、スナック菓子の袋などなどが散乱しており、それを見た僕は、まるで離婚届を夫に叩きつける若妻のごとき態度をもってアルコールに別れを告げたのです。

もう二度と自分の生活をあんな風にはしない、という決意が心中にございます。

 

 

酒をやめた感想

アルコールはドラッグだなぁ、とふと冷静に感じます。

ただそれが法的に許されており、大衆の娯楽として浸透しているので無くならないだけで、本質的には紛うことなきドラッグだと思う。

 

ドラッグで作られた音楽だとかアートというのはすげーなぁと思いますが、自分は天才ではないしそういったベクトルに酔いが進まないことに気が付きました。

自分はいったん飲みはじめると、とことん飲んでしまうので良くないのです。

ビール一杯にしようと考えていても、アルコールが脳に到達した瞬間に焼酎やウイスキーの類に手が伸びます。

そして記憶を失うまで飲み続けます。

 

アル中予備軍の条件というのはけっこうゆるくて、僕ぐらいでも「要注意」みたいに言われます。

僕ぐらい、と言っても「気を失うまで飲み続けるアホ」というのは大抵の人からすれば立派に異常なので、その診断は正解なのかなぁとも思いますが。

 

 

酒をやめると、朝二日酔いしません。当たり前ですけど。

これはかなりデカいです。高確率で二日酔いモードに突入していた自分にとっては、視界がジャキーンと開けたようでした。

吐き気がなくなるし、食事中に意識がはっきりあるので食生活もゆたかになります。(起床していて意識が不確かになるというのが既に異常なんですけどね)

 

まだ酒飲んでんの?

酒をやめたうえで、酒を飲む人々をディスるとかそういう気持ちはございません。

飲んでる人を見ても、「あぁ、飲んどるわ…(達観)」という気分にしかなりません。

人それぞれ好みや生活スタイルは違いますから、そういうもんだと思います。

僕の場合はただ、合わなくなったのでやめました、というだけです。

 

ただ今後、酒を勧められることがあっても飲むのは断るであろうと思います。

理由はただひとつ、飲みたくないし飲む必要もなくなったからです。

 

最終形態カーズにセックスが必要なくなったように、僕にもアルコールが必要ではなくなりました。

これからはアルティメットシイングになります。

 

 

↑超面白いのでおすすめです。

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