あいさつをしない人間は何を考えているのか
公開日:
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最終更新日:2016/01/16
人生について コミュニケーション論

By: Moyan Brenn
僕は比較的あいさつをする。とりあえず、あいさつぐらいはしてもいいだろうと考えているからだ。減るもんじゃないし、別にそこまで社交性がないわけではない。逆に言えば、僕程度の社交性しか持たないような人間ですら、あいさつは出来るのだ。
にも拘らず、だ。あいさつをしない、もしくは返さない人間とは何を考えて生きているのだろうか? あいさつ程度でそこまでイライラすんなよ、と仰るかもしれない。だがしかし、たかがあいさつ。されどあいさつなのだ。別に、したって良いだろ。
なぜ、あいさつをしない。
まず、僕という人間を見下しているという可能性が挙げられる。僕みたいなちんくちりんのボンクラ眼鏡野郎に、何を言われても無視しろって婆ちゃんにでも教わって生きてきたのかもしれない。もしそうだったとしても、いつまでもそんな生き方でよいのだろうか。僕は疑問です。
僕は、重ね重ね言うけども、社交的なタイプではない。むしろ閉じたタイプだ。目の前にある細かいものを延々いじくりまわして一日を終わりたいタイプなので、他人と積極的に関わると疲れる。
それにも関わらず、なぜ僕が他人に挨拶をするかと言われれば、あいさつというものをものすごくライトなものとして捉えているからに過ぎない。しょせん、あいさつはあいさつだ。そこから会話を発展させるとか、目的は特にない。あいさつを、ただあいさつ「そのもの」として行う。ただやってるだけだ。
だからその動機は、社交辞令だとか打算だとか、そういった類のもんではない。本能だ。「人だ! あいさつしよう!」ぐらいのもんだ。フルオートなんだ。
あいさつは先制攻撃に限る
僕は、無視されようとあいさつはする。というか、むしろ無視されることが確定的であればあるほど、あいさつ欲を止めることができない。社会人なりたての頃、いつなんどき、あいさつしてもあいさつを返さない女がいた。来る日も来る日も、デカい声であいさつした。まるで何かに憑りつかれたかのように。
次第に、ちょっと仲良くなった。嘘みたいな本当の話だ。
なんていうか、あいさつとは攻撃に近いもんでもあると思う。コミュニケーションに攻守があるならば、あいさつは攻撃だ。先制攻撃するに限る。仕事なんかでも、苦手な上司に先制であいさつしてみると、けっこう相手の反応は面白い。「ふざけんなよ」みたいな反応までされると興醒めですが、驚いた顔されたりすると、普通に面白い。「彼も人間なのだなぁ」と実感できる。ザ・コミュニケーション。
コミュニケーションの波
と、ここまで書いてきて、「俺ってものすごく押しつけがましい奴だなぁ」とも思った。あいさつとは、相手のペースを崩す手段のひとつでもあると思う。
コミュニケーションに関して最近思うのは、相手にペースを持っていかれるとロクな結果にならないということである。相手のペースで進むコミュニケーションは、なかなか本音を出しづらいし、何より波が気持ちよくないと思う。こっちも負けじと波を生み出して相殺するか、もしくはこっちのペースに引き込むことも可能ではあるが、相手が「自分のペースで喋ることに慣れ過ぎている」人間の場合、ペースをいじくろうとすると不快感を露わにされることもしばしばだ。
つよい波を生み出し、コミュニケーションの主導権を常に握ろうとするタイプの人間とは、うまく付き合うのが難しい。その手の人間と会話していると、「あーまたこいつの話かー」とか、「飽きたなー」といった考えに頭を支配されがちです。そこでいかに余裕をもてるかが重要なのではないだろうか。相手の波のうえを、ヘラヘラ笑いながらサーフィンするような余裕が必要である。相手の話を乗りこなしつつ、自分を失わないスタンスをとれると良い。
もちろん、きちんと波長の合う人間と会話できるのが、いちばんよいことだとは思う。そういう人間とは、できるだけ関係を続けたくなる。
まぁそんな感じです。毎日そんなことを考えている。
突然ですが、ジャンプルーキーで僕の描いた漫画が読めます。暇な時にでもどうぞ。こちらから。
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