なにが「面白い」か分からないひとへ。作品への情熱をとりもどす3つの提案
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人生について
どうも、カルロス袴田(@hakamad)です。
創作してると、面白い作品っていったい何なのかがわからなくなることがあります。
たぶんモノを作ってると一生この辺はついて回る悩みです。
わたしもすごく未熟ではありますが、やってみて効果があった方法を書き記したいと思います。
わたしのザッとした経歴
検索やSNSからこのページへきて、わたしのことを知らない方へ向けての説明です。
↑こういう絵を描いています。
カルロス袴田といいます。サイゼPとも呼ばれております。
学生時代にバンドをやっていたり漫画を描いたりしていました。
で、漫画をビシッと目指したらうまくいかなくて落ち込んでる時に、それでも何か作りたいと思えたのが音楽でした。
表現としてボカロを選んで、そしたら思いもよらぬ反応をいただいて今にいたります。
↓いまはこんな曲や動画をつくっています。
けっこう落ち込んでいた時期もあったんですが、その辺からだいぶ収穫もありましたので、曲や記事にして伝えていければな~と思う次第です。
自分のルーツをさぐる
子供の頃好きだったものってあるじゃないですか。
自分の作りたいものって、あんがいそこにあるのでは? と思うのです。
たとえば僕はたれぱんだがめちゃくちゃ好きだったんですね。あとたまごっち。
ポケモンやドラクエも好きだったのですが、もっと幼いころに触れたかわいいキャラたちが非常に心に残っているものでした。
とはいえ漫画を描いていたころは、アートっぽい漫画や少年誌の最前線っぽいカッコいいものを描いたり、描き込みの多いギャグ漫画を描いたりしていたわけです。
いま考えると、自分の好きなものを突き詰めて描けていなかったのかも、と思います。
モノを作りつづけていくと、いろんなことを勉強します。
最初は自分が「これ作りたい!」と思っていただけだったのが、「これやるとセンスよく思われるかも…」「こうしたら人気出るかも」みたいな邪推が入ってくるのですよ。
たしかにそれらもマーケティング的な意味で大事かもしれませんが、それと同時に「好きだったものを見失っていませんか?」
という問いかけは常に自分にすべきだと思います。
わたしが自分のルーツを思い出したのは、すみっコぐらしと出会ったから、というのは内緒です。
すきなもの全部乗せ作戦
モノづくりをはじめるきっかけとなるような気持ちは思い出せましたでしょうか。
そしたらそれをベースに、好きなものを全部のっけてしまいましょう。
かなり強引かと思われますが、創作ってそれが許される唯一の場所です。聖域といっても過言ではないです。
自分が「これがとにかく死ぬほど好きだ!!」というものを全部のっけます。
僕でいったら
「めっちゃかわいいキャラクター」が
「めっちゃロックでテンポの速くてごちゃごちゃした曲」にのって
「なんか見てて面白いんだけど、ちょっといいこと言ってる」
という要素を二郎ばりに乗せています。
(最初から狙ってやっていたわけではなく、自然とこうなっていたのが不思議です)
いま思うと、漫画に音楽をのせるわけにはいかなくて、逆に動画なら音楽もイラストもセリフもつけれるというのが向いていたのかもしれません。
とにかく、バランスなんて気にしないでいいのです。それは作ってから考えたらいい。
好きなものを好きなだけのっける、という熱量を大事にしていくべきです。
ネタのストックなんて気にしないでください。
どうせ作ってればネタも新しく出てくるので、全部乗せる勢いでいきましょう。
ハンターハンターでゴンさんが「もう二度と念を使えなくなってもいい」という覚悟のもと繰り出した一撃のように、全力で作ってください。
全力でやると不思議と、次も何かが浮かびます。
ネタ切れになってもいいので、全部乗せてしまいましょう。
次回作を同じ熱量で作れる保証もないのです。
誰かに向けて作る
もうひとつ、今度は少しちがう方向性の考え方です。
誰かひとり、仲のいい友達を思い浮かべてみて、そのひとだけをめっちゃ喜ばせるような作品を考えてみましょう。
極端な内輪ネタでもいいですが、個人情報とかはすこしだけ変えたり。
とにかく、「あいつはこういうの好きかな」というピンポイントで狙ってみる。
それを作品全体に散りばめてみるのです。
もしそういう友達や家族がいなかったら、むかしの自分に向けて作ってみるのがいいと思います。
最初の「自分のルーツ」とも重なりますが、むかしの自分が夢中になっていた要素をひたすら取り込んでみる。
そうすると、作品が自己表現から「誰かへ向けた表現」へと変わります。
自分の内面を表現することよりも、他人が見たときに分かりやすくて面白がってくれるかどうか、という基準へと変化するのです。
僕はこれが大事だと気づくのにめちゃくちゃ時間がかかりました。
作品は自分の表現ではあるけども、見てくれる人がいてこそ作品として成立します。
見る人を面白がらせてやろう、という気持ちで作品を作ってみると視界が開けます。
まとめ
長々と書きましたが、僕自身も非常によく悩みます。なので、この記事は自分に向けた言葉でもありますし、自分がこれまでどうやって切り抜けてきたかという攻略本的なアイデアでもあります。
少しでもつらい悩みから脱出できる人が増えるよう祈っております。
↓拙作ですが、「おまえらは大丈夫だ!!(きっと俺も)」という願いを込めて。
おわり
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