作品と同じくらい作者がコンテンツになる
ウイッス。
漫画描いてる人です。
主題歌も作ってます。
作品と作者
僕は作者が好きだ。
ジョジョと同様に、荒木先生自体も何かと面白い。ヒラコーのツイッターもしばしば見返す。
無性に朝イチで見たくなるのが小林銅蟲のツイッターである。
そういう風に考えると、作者というのは以前よりも、コンテンツだよなーと感じるのです。
以前、というのは主に、SNS普及以前。
プリンスみたいに謎めいたアーティストもかっこいいと思うのだけれど、作者自身から人間性を感じられるエピソードが発せられたりすると、とたんに僕は胸がキュインとなる。
そういう経験ないだろうか。
キャラ立ち
といっても、作品そっちのけで自己PRに走られてもそれはそれで問題がある。
けれども、作者の人間性が感じられると、それだけで読者はうれしい。僕だけではないはずだ。
そういった作者のキャラ立ちのようなものが確立されれば、極端な話「作者買い」のような状態も増えるだろう。
それを良しとするかどうかは考え方次第なのですが、少なくとも多くの商売はそういう売り方から始まっているのではないか。
知り合いが店を開いたら、遊びにいってみるでしょう。
そういうアレの延長線上なのかと思える。
で、SNSがすごく強くなった世の中だから、そういう遊び方もよりやりやすくなっている。
漫画家は漫画で勝負しろよ、という意見もあるだろう。
でも、そういうのは原理主義的ともいえる。
僕は漫画に魂を売りつつ、ブログとか音楽とか色々なものにも魂を売っている。俺の魂は心底安いのだ。
そういう風に、色々興味がある人間がいても、いいよね、という自己弁護も含めて、もっと色々な方法で表現をしていくと面白い。
ピカソも彫刻とかやってたといいますし。(こういうこと言うとそれっぽい)
関連記事
-
-
金がないのは「習慣」と「伝染」なのではないか説
朝からT.M.Revolutionを流すと部屋の空気がキリっとなります。これってトリビアになりません
-
-
オープンでいると何かが引き寄せられる
最近、いろいろ面白い人々とつながる機会が増えたなぁと感じている。ネットで憧れていた人だったり、漫画を
-
-
「やってみたい」を今すぐやめろ
やれ。とにかく今すぐやれ。 何を差し置いてでもやるんだよ。 やりたいならやるんだ。
-
-
web漫画のコマ割りこそが漫画の最新型なのか?視線誘導のアレコレ
漫画のコマ割り、たのしいですよね。苦しいときもありますが、上手くいくと楽しいですよね。コマ割といえば
-
-
それでもネタ切れに悩む困ったちゃんへ…ネタの発想法
僕はとりあえず、ネタ切れはしない自信だけはあるのです。それが面白いかどうかはともかくとして。
-
-
Q.質と量、どっちが大事? A.両方やれ
僕は努力が好きだ。一人で黙々と作業をしている自分が大好きだ。本当にキモい。  
-
-
再生数・閲覧数が伸びないときのメンタルの保ち方
カルロス袴田(@hakamad)です。ボカロPをしています。 「数
-
-
希望の手触りを感じろ
坂爪圭吾氏の、『希望が与える力について』の話を読んでからというものの、「希望」というもののパワーにつ
-
-
ソシャゲがパチンコよりタチが悪い3つの理由
ソシャゲとパチンコは同じである。むしろ、ソシャゲの方がパチンコよりもよほど、タチが悪いといえます。
-
-
りとる・けいおすLINEスタンプ発売を祈る記事
りとるけいおすLINEスタンプ発売を後押しするための記事です。みんな読もう、『りとる・けいおす』。
- PREV
- Web漫画家の未来 収入とか収益化とか
- NEXT
- 面白い人間であれ

