*

作品と同じくらい作者がコンテンツになる

公開日: : 最終更新日:2016/01/16 人生について, 漫画について

ウイッス

 

漫画描いてる人です。

リバーサイドティーンズ

主題歌も作ってます。

 

作品と作者

僕は作者が好きだ。

 

ジョジョと同様に、荒木先生自体も何かと面白い。ヒラコーのツイッターもしばしば見返す。

 

無性に朝イチで見たくなるのが小林銅蟲のツイッターである。

 

 

そういう風に考えると、作者というのは以前よりも、コンテンツだよなーと感じるのです。

 

以前、というのは主に、SNS普及以前。

 

 

プリンスみたいに謎めいたアーティストもかっこいいと思うのだけれど、作者自身から人間性を感じられるエピソードが発せられたりすると、とたんに僕は胸がキュインとなる。

 

そういう経験ないだろうか。

 

キャラ立ち

といっても、作品そっちのけで自己PRに走られてもそれはそれで問題がある。

 

けれども、作者の人間性が感じられると、それだけで読者はうれしい。僕だけではないはずだ。

 

 

そういった作者のキャラ立ちのようなものが確立されれば、極端な話「作者買い」のような状態も増えるだろう。

 

それを良しとするかどうかは考え方次第なのですが、少なくとも多くの商売はそういう売り方から始まっているのではないか。

 

 

知り合いが店を開いたら、遊びにいってみるでしょう。

 

そういうアレの延長線上なのかと思える。

 

 

で、SNSがすごく強くなった世の中だから、そういう遊び方もよりやりやすくなっている。

 

 

漫画家は漫画で勝負しろよ、という意見もあるだろう。

 

でも、そういうのは原理主義的ともいえる。

 

僕は漫画に魂を売りつつ、ブログとか音楽とか色々なものにも魂を売っている。俺の魂は心底安いのだ。

 

そういう風に、色々興味がある人間がいても、いいよね、という自己弁護も含めて、もっと色々な方法で表現をしていくと面白い。

 

 

ピカソも彫刻とかやってたといいますし。(こういうこと言うとそれっぽい)

関連記事

話してて面白くない人間と話してて考えたこと

アホみたいなタイトルですが、話してて面白くない人間の人生をたまに、ふっと考えることがあるので

記事を読む

no image

「機嫌が悪い」はクソ

最近は忙しかった。忙しいという理由で物事に手をつけないヤカラのことが、僕はあまり好きではないのだが、

記事を読む

承認欲求と『嫌われる勇気』。他人の評価が気になるひとへ

世は「大承認欲求時代」ッ!! カルロス袴田(@hakamad)です。世はまさにそんな時代。

記事を読む

「こうじゃなきゃ駄目」って考えるのが駄目

By: zeitfaenger.at[/caption] 既成概念とか、常識といったものがあ

記事を読む

読切『ゲルシュテンドルゴゴ族』がジャンプルーキーで読めるぞ

出来ました。昨日の夜。新作読み切り15ページでございます。   &nb

記事を読む

カルロス袴田 2016年の抱負(野望)

明けましておめでとうございます。カルロス袴田です。   年越しは寝てま

記事を読む

「面白さ」を絶対的な基準と考えて図解してみたので見てくれ。

      面白いものを作る人は、本当に世の中にいっ

記事を読む

24時間生きてて「ネタがない」ってことはない

ブログにしても、漫画にしても「ネタがない」なんてよく言われる。書きたいけど、何について書いたらいいか

記事を読む

金がないのは「習慣」と「伝染」なのではないか説

朝からT.M.Revolutionを流すと部屋の空気がキリっとなります。これってトリビアになりません

記事を読む

やりたいことができない・落ち込んだ時の考え方

やりたいことが出来ない、という人は多いかと思います。   最近私が考え

記事を読む

no image
DMMブックス Androidスマホ版アプリでログインできなかったのを解決した備忘録

ヘルプに記載がなかったので備忘録として書いておきます。 端末の

no image
読んだ本:六道の悪女たち

超面白いので全員読んでください。

no image
読んだ本:個人的な体験/大江健三郎

実体験をベースに書かれた作品とのこと。或る強烈な葛藤に苛まれ

no image
読んだ本:最後にして最初のアイドル

えらいよかったです。SF。ジャンル名に詳しくはない

「再利用されたコンテンツ」でYouTube収益化停止されたボカロPが復活までにやった対策

2018年末くらいから頻発しているらしい、「再利用されたコンテンツ」と

→もっと見る

PAGE TOP ↑