読み続けたい漫画の条件を考える
読み続けたい漫画の条件とは何なのでしょう。
「面白い漫画」の条件は多く語られますが、
最近気になるのは「読み続けたい漫画」の条件なのです。
↑拙作『リバーサイドティーンズ』のネームでございます。
なんとなく載せてみただけで今回の記事とは特に関係ないです。
読み続けたい漫画作品とは
漫画が好きです。
曲がりなりにも自分で漫画を描く人間ですので、
漫画が嫌いってことはなく、
むしろかなり好きな方ですので、
年間それなりの冊数を読みます。
ただ、自分の経済力の問題もあって、
興味のある作品全部を購入することは不可能なので、
読みたい!と思った作品を購入することにしております。
予算が縛られると、
残念ながら続刊に手が伸びづらくなる、
という作品も存在してきてしまいます。
そんななか、
「読み続けたくなる作品」は2種類に分けられるのではないかと、
最近思い始めたのです。
①作品の続きが気になる作品
何をいまさら、と思われるかもしれませんが、
最重要事項といって過言ではありませんし、
多くの人はこのポイントを踏まえて作品を選んでいると思います。
『リバーサイドティーンズ』も、
ひたすらに毎回面白くしたいな~~~と思って描きつづけているのですが、
現状なんとも満足のいくストーリーテリングにはならず、
劇中で活躍するアイツらには苦い思いをさせております。
という懺悔はさておき、
漫画が長期連載というかたちをとることが、
漫画家としての成功ステータスのひとつとなっている現状、
その是非はともかくとして、
読者を飽きさせない続け方をするというのは死ぬほど重要なわけです。
僕は少年漫画が好きなので、
やはりジャンプ漫画ってみんなすげーなぁと思います。
自身のルーツであると断言できるBLEACHもさることながら、
読者を飽きさせない長期連載の最強候補として、
やはり『HUNTER×HUNTER』の存在は外せません。
ハンターという作品を週刊連載と呼べるかはともかくとして、
あれだけの休載スパンがあるにもかかわらず、
ひとたび連載が再開すれば読者を狂喜の渦に巻き込む
あの作品コンテンツとしての内容は異常です。
キメラアント編の戦闘シーンも尋常ならざる緊張感の連続でしたし、
暗黒大陸編なんて興奮で発狂しそうなほどに面白いです。
もう、面白いという言葉が陳腐に感じるほどに、
作品の内容が充実したコンテンツとなっている作品の代表だと思います。
②作者自体がコンテンツな作品
今日思いついて腑に落ちたのがこちらの要素で、
作品というよりも作者に愛着がわくタイプ。
誤解を招くといかんので言っておきますが、
こっちのタイプの作品がつまんねーって言ってるわけじゃありません。
むしろこっちのタイプの方が求心力としては強いという印象もあります。
個人的には、さっき挙げたBLEACHという作品も、
どちらかといえばこの部類です。
ストーリーや設定に関して、
ネット上で批判されることの多いブリーチですが、
ちゃんと読むと伏線なんかも回収しておりますし、
設定がきちんと生きてる作品なのですが、
批判する人はあんまり真剣に読んでねーんだろうなぁ、と思います。
ブリーチはその辺もしっかりした作品といえるのですが、
何よりもの魅力がブリーチがブリーチである由縁、
作者である久保帯人の圧倒的センスです。
オサレと揶揄される久保帯人のセンスですが、
そのセンスの一端に触れ続けたいがためにブリーチを読んでいる、
と言っても過言ではないと思います。
それだけ作者の持つパワーというのは偉大でして、
僕にとっては日本橋ヨヲコや荒木飛呂彦なんかもこっちタイプなのです。
アクの強い作家性そのものが強烈な快楽である、
そういう作品を描く作家が当てはまります。
そして、どちらのタイプが良いとか悪いとかじゃないのですが、
僕は②のタイプの漫画を読み続ける傾向にあるのだなと最近気づきました。
漫画家なんて個性の塊みたいな人たちなんで、
そもそもこんな分類はどうなんだって話かもしれませんが。
漫画のある国に生まれてよかったです。
僕も頑張ります。
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