ブログSEOは「長文じゃなきゃダメ」ってわけでもない
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最終更新日:2016/01/16
ブログについて
ブログSEOにおいて、「長文じゃなきゃ上位表示しないよ」ってことはございません。短い内容の記事でも、上位表示することは十分できます。
ブログで記事を書いて、検索エンジンで上位表示すると、いっぱいアクセスがきます。そういうのを総称して、サーチエンジン最適化=SEOと呼ぶんですけれども、このSEOという観点からいえばブログの記事は長文のほうが良いと言われます。まぁブログの記事だけに限らず、webサイトにはいっぱい文章があったほうが、基本的には良い。
何故か。
なぜSEOの観点で文字数が必要なのかといえば、単純に「検索に引っかかるワードが増えるから」なのです。たとえば、こないだ僕が書いた記事だと、ソーシャルゲームのデレステについてちょいちょい書いた記事がいくつかあります。
そうしますと、「デレステ ブログ」とか、「デレステ フルコン コツ」とか、タイトル以外のワードから検索にひっかかり、たどり着いてくれる人が出てくるのです。
もっと言えば、ドメインの強さというのも影響してきます。ドメインというのは、そのホームページのアドレスと似たようなもんであると考えてくれればとりあえず良いです。人がいっぱい集まったドメインは、検索エンジンで上位表示されやすくなります。これを「ドメインが強くなる」とか表現するんですけど、僕のブログはかなり弱小です。でも一回だけけっこうなアクセスが集まったことが合って、その影響でちょいちょい強くなり出しております。
ドメインが強くなると、記事のタイトルに含まれていないキーワードでも検索に引っかかることが多くなり、ますます長文でブログを書いたほうがよい、というリクツが生まれます。
長文は双方向的にだるい。
そんなリクツをふまえますが、最近ブログで長文を書き綴るのがなんだかしんどくなってきました。そういう気分じゃないというか。
だって、1記事4000字とか5000字とかの文章って、まぁそこそこ書くのに時間かかるわけですよ。よほど計画を綿密に練らないと、あんまり短時間で終わる作業じゃないのです。短時間で済んだとしても、計画を綿密に練った時間を作業時間に加算すると、やっぱり時間かかってるってことになるわけで。
さらにいえば、読者は果たして長文求めてるのか? と言えば「別に?」って言うひとの方が圧倒的に多いと思うんですよ。
だって、ブログですよ。どこの誰でもない個人がやっている、ごく普通のブログです。金をとっているわけでもないし、出版されているわけでもない、webサイトです。たまたまそのページにたどり着いて、「うわ、文章なっげぇ」って思って閉じる人ってけっこういると思うわけですね。
もちろんジャンルによっては別です。僕も書評や映画評論なんかは食い入るように見るので、長文でも苦じゃない。でも、「これ長文じゃなくてええやろ」って記事も同時にものっすげぇたくさんあるわけです。
長ぇんだよ、縮めろ。
個人的にものすごくイラっときたのは、ヘッドホンのレビューです。僕は音質のいいBluetoothのイヤホンをさがして検索かけてたんですが、まぁ音質とは関係のない記述ばっかのページがわんさか出ていました。「お前これ買ってねーだろこのイヤホン」と思います。肝心の音質についても、どっかのレビューからパクってきたんだろうなーという記述。
その記事がですね、「Bluetoothについて1から10まで教えるよ!」みたいなタイトルだったらまだいいんです。だけど、Bluetoothの音質がどうのこうのってタイトルの記事で、いらん内容読ませて時間奪うなよと。そのくせ、記事のケツに載ってる音質についての情報は、どっかのコピペみたいな情報しかない。
その時、僕の頭のなかに声が聞こえたのです。
縮めなさい。大事なところを書きなさい。水増しするのではなく、必要な文章をきちんと書きなさい。
そんな声が聞こえたのです。
だから俺は決めたね。
もう、ブログの記事を長くすることにはこだわりません。うちのブログの記事はジャンクフードみたいな存在として読者に提示できればそれでよい。
まちがっても、パッケージを開けてお菓子に手が届くまで3分も5分もかかるようなジャンクフードにはなってはいけない。それはクソブログだ。間違いない。
というわけで、頑張りましょう。
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