*

手元に置きましょう『日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy』厚切りジェイソン

公開日: : 最終更新日:2016/01/16 本について

カッコイイことしか言ってねぇぞ厚切りジェイソン

テレビをさっぱり見ないので、厚切りジェイソンという人物を初めて知ったのが、ツイッターでした。

 

ツイッターがあまりに目から鱗で、書籍が出ているからには読んでおきましょう、ってことで買ってきました。

 

 

日本のみなさんにお伝えしたい48のWhy

いわゆる自己啓発本のジャンルに入るのかなーという内容なのですが、ジェイソン本人的にはどうでもいいと言いそうですね。

 

帯には『厚切りジェイソンによるポジティブな人生相談』とあります。

 

ポジティブといえばそうなのですが、読後の感想としては「この人はおそろしくストイックだな」と思わされました。

 

書籍の内容としては、ツイッターで行われる悩み相談のように、一問一答形式。

 

力強く、かつ押しつけがましくない淡々とした口語体で語られる、厚切りジェイソンの人生観。とてもよいです。

 

 

継続は力なり。

一冊を通して厚切りジェイソンが言っているのは、行動することの重要性です。

 

IT企業の役員を務めつつ、芸人としての活動を「両立」させる行動力。

 

とにかく興味のあることは全部やってみるほうが良いと語られております。

 

 

最近読んだ本で、家入一真の『もっと自由に働きたい』がありましたが、そんな感じの精神性と似通ったものを感じます。

 

とにかく、行動して、やりながら軌道修正をしていけばいい。そんな風なことを、家入一真も言っていますし、厚切りジェイソンも言っている。

 

見切り発車すぎるのは問題かもしれないが、消極的に思いつめすぎて、何もしないことが一番つまらないことなのですね。

 

好きなことをはじめよう

厚切りジェイソンの『48のWhy』は、文章も比較的かんたんで、小学生ぐらいでも読みやすいのではないかと思えます。

 

彼の日本語能力がその程度、というわけではなく、むしろ逆で、誰にでも読みやすい文章というのが意識された一冊に仕上がっております。

 

良いトシした僕みたいなのから、夢と希望に満ち溢れたガキんちょまで、幅広く読んでいただきたい一冊です。

 

 

ピーナッツバターが食べたい。

関連記事

【読書メモ】西寺郷太『プリンス論』―こんなん聴くしかないやろ!

(画像はこちらより) 新潮新書『プリンス論』を読み終えました。内容でも触れられている通

記事を読む

no image

シドニアの騎士とGIANT KILLINGがKindleでタダなので買いました

  1~3巻が100%オフ。 どっちも7月2日までらしいです。

記事を読む

いまKindleちょっと安いよという話

涼川りん先生公式ブログより   電子書籍を圧倒的に支持するオッサンと化

記事を読む

『人を操る禁断の文章術』に震えろ

By: John O'Nolan[/caption] 文章を書くのは面白い。とりわけ、作家を

記事を読む

「面白さ」を絶対的な基準と考えて図解してみたので見てくれ。

      面白いものを作る人は、本当に世の中にいっ

記事を読む

no image
読んだ本:六道の悪女たち

超面白いので全員読んでください。

no image
読んだ本:個人的な体験/大江健三郎

実体験をベースに書かれた作品とのこと。或る強烈な葛藤に苛まれ

no image
読んだ本:最後にして最初のアイドル

えらいよかったです。SF。ジャンル名に詳しくはない

「再利用されたコンテンツ」でYouTube収益化停止されたボカロPが復活までにやった対策

2018年末くらいから頻発しているらしい、「再利用されたコンテンツ」と

no image
保護中: 【FANBOX限定未公開曲】『きみと歌った歌を思い出せば世界なんて怖くないさ』

『きみと歌った歌を思い出せば世界なんて怖くないさ』という曲です。

→もっと見る

PAGE TOP ↑